正解:①
解説: 正解は、「10種類」です。音域の高い順位に列記します。 (1)クライネ・ソプラニーノ・リコーダー、(2)ソプラニーノ・リコーダー、(3)ソプラノ・リコーダー、(4)アルト・リコーダー、(5)テナー・リコーダー、(6)バス・リコーダー、(7)グレートバス・リコーダー、(8)コントラバス・リコーダー、(9)サブ・コントラバス・リコーダー、(10)サブ・サブ・コントラバス・リコーダー 「テナー・リコーダー」以降は、穴の間隔が広く、手を広げても指が届かないので、鍵(キー)が付きます。さらに「コントラバス・リコーダー」以降は、人の背の高さを遙かに超える(2メートル弱な)ので、ほとんど家の主柱かと見まごうような外見です。
正解:約16センチ
解説: 正解は、間違い「約16センチ」です。
正解:②
解説: 正解は、「独奏楽器は「7」」です。 楽器編成を列記します。 ○独奏楽器群:2ホルン、3オーボエ、1ファゴット、ヴィオリーノ・ピッコロ(*注) ○合奏楽器群:2ヴァイオリン、1ヴィオラ、チェロ、通奏低音(ヴィオローネとチェンバロ) (注)小型ヴァイオリンで、通常のヴァイオリンより短3度または完全4度高く調弦されています。しかし、廃れた古楽器なので、現在ではヴァイオリンで演奏されています。
解説: 正解は、「9個」です。 30の変奏の3曲毎に「9つのカノン」が配置されて います。極めて緻密に出来ており、 《1度から9度までの9つの音程による種々のカノンを 同じ定旋律上で作り上げた技術》は、 J.S.バッハだから出来た名人芸です。 G.グールドによる2度の録音が秀逸だと思います。 リピートを楽譜の指定通りに奏でると、1時間強です。
解説: 正解は、「無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV.1010」です。 「マタイ受難曲」は《BWV.244》。 「カンタータ「目覚めよと、呼ぶ声が聞こえ」は《BWV 147》。 「(小)フーガ ト短調 」は《BWV.578》。 バッハの作品目録「BWV」は、教会カンタータやオルガン曲、 受難曲、室内楽曲、管弦楽曲などの種類によって、 番号が幅を持って、振り分けられています。
正解:④
解説: 正解は、「11個」です。 「(作品目録)RV.558」は「様々な楽器のための協奏曲 ハ長調」です。 下記に編成を示します。 ○独奏楽器群:2つのトロンバ・マリーナ風ヴァイオリン、2本のリコーダー、2つのマンドリン、2本のシャリュモー、2つのテオルボ、チェロ ○合奏楽器群:弦楽合奏、通奏低音(ヴィオローネとチェンバロ) むむむ、合奏楽器群のパートが各一人ずつだと、独奏楽器の人数のほうが多くなる。 これでいいのか? 故・赤塚不二夫先生の例のキャラクター風に「これでいいのだ」。
正解:11個
解説: 正解は、「11個」です。ヴィヴァルディの場合、「フルート」と書いているのは、暗に「リコーダー」を意味しており、横笛の場合は《トラヴェルソ》と特記しています。また、トラヴェルソと表記された曲も、ほとんど全てリコーダーで吹けます。 ソプラニーノ・リコーダー(ピッコロ)協奏曲:3曲 フルート(リコーダー)協奏曲:6曲 その他の楽器との協奏曲:2曲
解説: 正解は、「7歳」です。 ヴィヴァルディが7歳年上です。 ヴィヴァルディ《1678年3月4日-1741年7月28日》で、 J.S.バッハが《1685年3月21日-1750年7月28日》です。 ちなみにテレマンは《1681年3月14日-1767年6月25日》。 後期バロックが大輪の花の如く、香り立った時代に タイミングを合わせるように西ヨーロッパ各地で、 大音楽家が登場し、活躍したのです。
解説: 正解は、「約4,000曲」です。 彼の作品は優に4,000曲を超え、ベーレンライター社から 作品集が出版されていますが、同時期に始まった 新バッハ全集[第8稿]が発表されたのに比べ、 いまだに整理が進んでいません。 現状、把握されているだけで、オペラ20曲、室内楽200曲、協奏曲100曲、 管弦楽130曲、受難曲46曲、教会カンタータ1,000曲(!)。 作品番号で見るとバッハは1120番まで、ヘンデルは610番。 両者を足しても、1,730です。 J.S.バッハの再評価から手繰って、ヴィヴァルディ、 さらにテレマンへ研究が進むことを願ってやみません。
正解:③
正解:中村由真