文法が愛した温泉 検定
小説の一節から文豪と題名をあてる検定です。
合格点
3問正解/5問中:ノーマル
8問正解/10問中:上級
時間
5分以内
出題数
全17問
受験者
343人
合格者
271人
合格率
79.01%
作成者
ひろみ (ID:16794)
[国語]
[文学・作品]
登録タグ
文豪
,
温泉
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「・・・一村十二戸、温泉は五箇所に涌きて、五軒の宿あり。ここに清琴楼と呼べるは、南に方りて箒川の緩く廻れる磧に臨み、俯しては、水石の粼粼たるを弄び、・・・」
①尾崎紅葉、我楽多文庫
②尾崎紅葉、金色夜叉
③太宰治、正義と微笑
④太宰治、人間失格
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正解:②
「・・・家内は、からだぢゆうのアセモに悩まされてゐた。甲府市のすぐ近くに、湯村といふ温泉部落があって、そこのお湯が皮膚病に特効を有する由を聞いたので、・・・」
①太宰治、右大臣実朝
②川端康成、雪国
③川端康成、抒情歌
④太宰治、美少女
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正解:④
「・・・私は川向こうの共同湯の方を見た。湯気の中に七八人の裸体がぼんやり浮かんでゐた。/仄暗い湯殿の奥から、突然裸の女が走り出して来たかと思ふと・・・」
①川端康成、抒情歌
②夏目漱石、こころ
③夏目漱石、明暗
④川端康成、伊豆の踊子
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正解:④
「・・・湯壺は花崗岩を畳み上げて、十五畳敷位の広さに仕切ってある。(中略)深さは立って乳の辺まであるから(中略)湯の中を泳ぐのはなかなか愉快だ。おれは人の居ないのを・・・」
①有島武郎、宣言一つ
②夏目漱石、坊っちゃん
③夏目漱石、草枕
④有島武郎、或る女
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正解:②
「・・・夫婦が行き着いたのは国道を十町も倶知安の方に来た左手の岡の上にある村の共同墓地だった。その上からは松川農場を一面に見渡して、ルベシベ、ニセコアンの連・・・」
①有島武郎、カインの末裔
②有島武郎、白樺
③志賀直哉、網走まで
④志賀直哉、或る朝
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正解:①
「・・・山の手線の電車に蹴飛ばされて怪我をした、その後養生に、一人で但馬の城崎温泉へ出掛けた。背中の傷が脊椎カリエスになれば致命傷になりかねないが、そんな事・・・」
①志賀直哉、城の崎にて
②武者小路実篤、馬鹿一
③志賀直哉、暗夜行路
④武者小路実篤、真理先生
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正解:①
「・・・秋田に疎開したのは、前年朝谷君に秋田に案内され、感じがよかったのと、稲住の経営者の押切君の厚意に甘へたからである。稲住温泉は山形から秋田に入って二つ・・・」
①武者小路実篤、稲住日記
②種田山頭火、草木塔
③武者小路実篤、友情
④種田山頭火、行乞記
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正解:①
「・・・彼等にわかれると、わたしはゆっくり温泉町の通りを歩き出した。日射しの強くなりかけた火山灰質の通りに、硫黄の噎せるような濃い匂いがただよい、修学旅行・・・」
①萩原朔太郎、詩の原理
②萩原朔太郎、青猫
③原田康子、サビタの記憶
④原田康子、挽歌
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正解:④
「・・・その頃私は、北越地方のKといふ温泉に滞留して居た。九月も末に近く、彼岸を過ぎた山の中では・・・少しばかりの湯治客が、静かに病を養つて居るのであった。・・・」
①萩原朔太郎、猫町
②水上勉、フライパンの歌
③水上勉、雁の寺
④萩原朔太郎、月の吠える
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正解:①
「・・『お父さんは・・・芦原へおいでやすたんびによってくれはりました。』/喜助は、この女が芦原で何をしている女であるか判断できなかった。そういえば、父と一しょに・・」
①田宮虎彦、落城
②水上勉、越前竹人形
③田宮虎彦、銀心中
④水上勉、飢餓海峡
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正解:②
「・・湯は湯宿のすぐうらを流れている霧生川の、もとは川底であったという。自然の岩だたみがそのまま残されていて、透きとおった湯がこんこんと湧き出していた。佐喜枝・・」
①高村光太郎、暗愚小伝
②田宮虎彦、銀心中
③田宮虎彦、落城
④高村光太郎、智恵子抄
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正解:②
「・・・魚津は古川駅からバスで栃尾に出た。栃尾から三時間歩いて、蒲田川に沿った山間の一軒家である新穂高温泉に到着したのは十一日の暮方だった。川べりに湧いてい・・・」
①木下杢太、欲泉花
②木下杢太、地下一尺
③井上靖、氷壁
④井上靖、しろばんば
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正解:③
「・・・『こんなところにいるとは知らなんだな』東京へ行った由噂にきいてはいたが、まさか別府で落ちぶれているとは知らなんだーと、そんな言葉のうらを坂田は湯気の・・・」
①渡辺淳一、花埋み
②織田作之助、雪の夜
③織田作之助、夫婦善哉
④渡辺淳一、失楽園
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正解:②
「・・・蓑浦は小さな港を持つ漁師村だが、それよりも村はずれにある十軒ほどの湯宿で知られている村である。(中略)波がくだける磯とその先の長い砂浜、松林、そして海・・・」
①島尾敏雄、湯船の歌
②藤沢周平、蝉しぐれ
③島尾敏雄、弧島夢
④藤沢周平、たそがれ清兵衛
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正解:②
「・・私は嘗て信州湯田中なる湯本五郎治氏方で蔵書をいろいろ見せて貰った時『増補奇人俳士年表』という折本の表紙題箋の側に一茶という小さな印が捺してあるのが、不図・・」
①山本有三、閑居雑吟
②荻原井泉水、一茶の業績
③荻原井泉水、自然の扉
④山本有三、路傍の石
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正解:②
「・・阿寒で二人が泊まったのは湖畔から二キロ手前の雄阿寒ホテルであった。そこは雄阿寒岳の登り口に近く、後に阿寒川の清流を控えていたが、いまは一面に白い雪でおお・・」
①渡辺淳一、遠き落日
②原田康子、アカシアの花咲く町で
③原田康子、週末の二人
④渡辺淳一、阿寒に果つ
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正解:④
「・・・最初、嬉野温泉でだいぶ心が動いた。そこは、水もよく湯もよかった。(中略)行乞の便利は悪くなかった。しかし何分にも手がかりがない。見知らぬ乞食坊主を歓迎する・・」
①種田山頭火、草木塔
②種田山頭火、行乞記
③藤原審爾、罪な女
④藤原審爾、秋津温泉
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正解:②