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①シューマン「交響曲 第1番『春』」
②J.ハイドン「交響曲 第45番『告別』」
③ベートーヴェン「ピアノ協奏曲 第5番『皇帝』」
④A、D、C、B
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正解:①
解説:正解は、シューマン「交響曲 第1番『春』」でした。
1841年1月〜2月の短い期間に作曲されました。
スケッチからオーケストレーションまでの作業を考えると、これは早い!!
各楽章にも次のような表題がシューマンによって付けられています。
第1楽章「春の始まり」
第2楽章「夕べ」
第3楽章「楽しい遊び」
第4楽章「たけなわの春」
①W.A.モーツァルト「交響曲 第41番『ジュピター』」
②終楽章で最後には誰もいなくなる。
③音を出さずに終わる。
④指揮者が倒れる。
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正解:②
解説:正解は、「終楽章で最後には誰もいなくなる」でした。この交響曲は4楽章構成で通常のJ.ハイドンの交響曲のスタイルに則っています。終楽章である第4楽章、イ長調を主な調性として、嬰ヘ短調に転調するたびに楽員が席を立ち去って行くように作曲されているのです。それは、第1オーボエと第2ホルンから始まり、最終的に弱音器をつけた2人のヴァイオリン奏者のピアニッシモの音で終わります。この声なき訴えに、賢明な君主のエステルハージィ候は気づき、翌日には領地に帰省をするのです。
①時計の振り子の振り子のような伴奏リズムが使われる。
②『親愛なるメルツェル』というカノンの旋律が使われている。
③夜鶯や鶉、カッコウの鳴き声が木管楽器で模倣される。
④終楽章が終わらずに繰り返しを続ける。
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正解:静かな演奏の後、びっくりするような大音量の和音が鳴らされる。
解説: 正解は、「静かな演奏の後、びっくりするような大音量の和音が鳴らされる」でした。演奏会場で居眠りしている婦人方を起こすために書いた、という逸話が残されています。さらに、第2楽章には他にも「驚愕」することはあります。Andanteのゆったりとした楽曲ですが、なぜかトランペットが用いられているのです。今でこそ、珍しくないオーケストレーションですが、J.ハイドンの当時には、「常識はずれ」な試みが密かに行われているのです。
①交響曲 第1番 変ホ長調 K.16
②静かな演奏の後、びっくりするような大音量の和音が鳴らされる。
③交響曲 第37番 ト長調 K.444 (425a[Anh.A53])
④ミサ・プレヴィス ヘ長調 K.192
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正解:③
解説:正解は、「交響曲 第37番 ト長調 K.444 (425a[Anh.A53])」でした。今日のモーツァルト研究では、モーツァルトに「交響曲 第37番」は存在せず、最新の作品目録では交響曲の第37番目は「欠番」となっているのです。その他の3曲には、全て「ジュピター音型」が登場します。また、他にも「ミサ曲 ハ長調 K.257」等にも顔を出しています。更にモーツァルトだけではなく、当時の作曲家の作品にも「ジュピター音型」が用いられています。「シャコンヌ」と同様に、宗教的意味合いを持って、古くから採用されていた動機だったという説があります。
①ティンパニのトリルの後に独奏ピアノのソロがある。
②独奏ピアノは左手だけが使われている。
③交響曲 第33番 変ロ長調 K.319
④管弦楽の主題提示の前に独奏ピアノのソロがある。
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正解:④
解説:正解は、「管弦楽の主題提示の前に独奏ピアノのソロがある」でした。
厳密に言えば、管弦楽による変ホ長調の主和音が先に出ますが、ベートーヴェン以前のピアノ協奏曲では、協奏曲ソナタ形式に従い、管弦楽が主題提示をひとしきり奏でた後にピアノ独奏が始まります。冒頭でピアノのカデンツァと見まごうソロがあるため、ベートーヴェンは全3楽章に独奏ピアノを弾くピアニストが自らのファンタジーを聴衆に披露する見せ場「カデンツァ」を許していないのです。楽譜にも、本来、カデンツァが置かれるべき場所(コーダに入る前)にわざわざ「カデンツァは不要」と指示しています。
①第3楽章にトルコ風の行進曲部分がある。
②第2楽章と第3楽章が繋がっている。
③交響曲のような管弦楽を主体とした4楽章構成になっている。
④第2楽章にスケルツォがある。
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正解:②
解説:正解は、「第2楽章と第3楽章が繋がっている」でした。
第2楽章の最後で次の第3楽章の主題を変ホ長調で予告し、アタッカ(attaca il Rondo)「休まずに続けて、ロンド楽章に入る」の指示を設け、第3楽章になだれ込む手法をとっています。また、第3楽章の再現部の前で第2楽章の上記のフレーズを出現させ、第2楽章と第3楽章との一体感を出しています。これは、『皇帝』よりも先に作曲された「交響曲第6番」や「交響曲第5番」でも試みられ、『皇帝』にそれらの結実がみられると言ってよいでしょう。
①チェロとコントラバスがずっと休みである。
②ファゴットの最低音域でppppppという極端な強弱記号がある。
③ホルンが長い音をpp(ごく弱く)で、ずっと吹き続けている。
④ティンパニがソロ演奏するフレーズがある。
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正解:③
解説:正解は、「ホルンが長い音をpp(ごく弱く)で、ずっと吹き続けている」でした。
『皇帝』は「第2楽章と第3楽章が繋がっている」のですが、実はホルンが独奏ピアノに付き添うように、計12小節を延々と音を引き延ばしています。しかもホルンの弱点である「pp(ごく弱く)」で。ホルンは2管編成なので、一つの音ならカンニンブブレスで奏者2人で何とか乗り切れますが、まずいことにベートーヴェンは、この12小節の延ばしをホルンのオクターブと記しているのです。さらに、この時点で音を出しているのは、独奏ピアノとホルン2管だけ。ホルンは丸見えなので、かすかな音を延ばし続けるしか方法がないのです。これは厳しい。
①J.S.バッハの「音楽の捧げもの」
②W.A.モーツァルトの「ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491」
③ラフマニノフの「ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18」
④いきなり始まるピアノ独奏の和音間隔が10度もある。
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正解:②
解説:正解は、「W.A.モーツァルトの「ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491」」でした。「第20番 ニ短調 K.466」と共に、多数作曲されたモーツァルトのピアノ協奏曲の中、珍しい短調で書かれています。また楽曲のイメージは、半音階の陰陽が交わりながらも、明るく伸びやかなモーツァルトの作風と異なり、暗い情念に支配されています。むしろ「ベートーヴェン的」と表現することが適当とも感じられます。第1楽章の第1主題のハ短調の主和音で始まりながらも、不安定な和音進行をぎくしゃくと続ける動機は、その後も繰り返し第1楽章の中で姿を現します。
①ブラームスの「交響曲 第1番 ハ短調 作品68」
②妻のクララ・シューマン
③シューマン自身
④ブラームス
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正解:メンデルスゾーン
解説:正解は、「メンデルスゾーン」でした。
1841年3月末、メンデルスゾーン指揮のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によって初演されました。メンデルスゾーンは他にも、「交響曲第2番 ハ長調 作品61」の初演も指揮しています。「交響曲第4番 ニ短調 作品120」の初演の指揮も計画しましたが、体調不良のため断念しています。初演は、1841年12月にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とメンデルスゾーンの代役でコンサートマスターのF.ダーヴィトが行いました。ただ、「交響曲第4番 ニ短調 作品120」の改訂版の初演は、シューマン自身が1853年12月にデュッセルドルフにおいて行っています。

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説明:クラシック音楽ファン向けの「知ってて役立つ。知らなくても大丈夫」な問題です。全問正解された方は、かなりの強者。※マニア向けVol.6
①12曲の協奏曲集 和声と創意への試み Op.8
②《協奏曲集「四季」》だけで単独の曲集である。
③メンデルスゾーン
④12曲の合奏協奏曲集 調和の霊感 OP.3
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正解:①
解説: 正解は、「12曲の協奏曲集 和声と創意への試み Op.8」です。
《協奏曲「四季」》は、Op.8の「第1曲〜第4曲」を指します。
《協奏曲集「四季」》は、そのタイトル通り「春夏秋冬」の
4曲セットになっており、それぞれ3つの楽章から出来ています。
楽曲の情景を想像する助けとなる作者不詳の詩(ソネット)が
付されていて、それ故、この曲は標題音楽に分類されているのです。
①12曲のヴァイオリン協奏曲集 ラ・ストラヴァガンツァ OP.4
②合奏群のヴィオラがずっと休み
③独奏ヴァイオリンがずっと休み
④合奏群の通奏低音(チェロとチェンバロ)がずっと休み
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正解:④
解説: 正解は、「合奏群の通奏低音(チェロとチェンバロ)がずっと休み」です。
第2楽章は、独奏ヴァイオリンの柔らかな旋律に、
合奏群の第1、第2ヴァイオリンが付点付きのリズムが、
春の優しい日差しの下で、ひとときの眠りの時間を表現しています。
この楽章での最低音はヴィオラです。
頭に八分休符のついているので、幾分シンコペーションです。
詩(ソネット)の内容から察して、猟犬が「ウー・ワンワン!」と
吠える様子を描写しているようです。
眠たげな春の午後。楽譜に記されたアーティキュレーションは、
「Largo e Pianissimo Sempre」(ゆっくりと、そして常にごく弱く)。
①合奏群の第1ヴァイオリンがずっと休み
②協奏曲第2番「夏」の第2楽章の先頭
③協奏曲第1番「春」の第3楽章の先頭
④協奏曲第4番「冬」の第2楽章の先頭
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正解:④
解説: 正解は、「協奏曲第4番「冬」の第2楽章の先頭」です。
ポピュラー音楽にも流用されています。
「協奏曲第4番「冬」ヘ短調」の第1楽章が、
野外での余りの寒さに身震いしている寒々しい描写に対し、
第2楽章は、変ホ長調という実に柔らかな音色の調です。
室内の暖炉の前で過ごす穏やかな様子を表しています。
窓から見える外は、雪から雨に変わりました。
合奏群のヴァイオリンのピチカートのアルペジオが
和声的な動きをしています。
①協奏曲第3番「秋」の第1楽章の先頭
②4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調 RV.580
③2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 RV.565
④ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 RV.265
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正解:②
解説: 正解は、「4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調 RV.580」。
J.S.バッハはこの頃すでに協奏曲の大家であった
ヴィヴァルディの作品から、コレルリ等の
独奏楽器と合奏群が渾然一体な《合奏協奏曲》から、
独奏楽器が合奏群と分かれた形式を導き出し、
その後の《ブランデンブルグ協奏曲》や
《ヴァイオリン協奏曲》等の作曲に成果を現しています。
J.S.バッハは、他にもほぼ同時代の作曲家の作品から
10曲余りの編曲を行っています。
《4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調」BWV.1065》は、
実際の演奏会で見ると、ステージの全面に4台のチェンバロが
並ぶので、壮観な風景です。
①管弦楽組曲第1番 ハ長調 BWV1066
②2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 RV.522
③管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068
④《G線上のアリア》は、もともと単独曲である。
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正解:③
解説: 正解は、「管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068」です。
第3番の第2曲「アリア」が原曲です。
名ヴァイオリニストのアウグスト・ウィルヘルミによって、
ヴァイオリンパートをG線で演奏するように編曲されました。
G線のみで演奏するので《G線上のアリア》と名付けられたのです。
また、編曲の際にもともとニ長調だったものをハ長調に移調して
います。
しかし、移調することでG線だけで演奏可能だと気づいたのは
驚きですね。ヴァイオリンの一番太い弦のみなので、何とも
艶めかしくも優雅です。
①管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV1067
②トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
③ゴルトベルク変奏曲 BWV988
④《小フーガ ト短調》は、もともと単独曲である。
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正解:④
解説: 正解は、「《小フーガ ト短調》は、もともと単独曲である。」です。
「《小フーガ ト短調》BWV.542」は、J.S.バッハのオルガン曲の
定型であるフーガの前に何らかの序奏的意味合いの楽曲は、
付いておらず、序奏もありません。
冒頭から高音部におなじみのト短調の主題が5小節に渡って
提示された後、対位法的技法を用いて転調を繰り返し、
主題の追い駆け合い等を行い、最後はフーガの決まりに沿い、
足鍵盤の最低音にト短調の主題が表れ、締めくくりにト長調の
主和音が鳴らされて終わります。
名前は《小フーガ》でも、中身は他のフーガ作品に引けを取らない
立派な作り込みがなされています。
①平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV.846〜BWV.869
②シューベルト
③カッチーニ
④サン=サーンス
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正解:グノー
解説: 正解は、「グノー」です。
《第1曲 前奏曲 ハ長調 BWV.846》を伴奏に、
フランスの作曲家グノーがアヴェ・マリアの歌詞と
メロディーを付けて1859年に発表しました。
シューベルトやカッチーニと共に「3大アヴェマリア」の
ひとつとされています。
そもそも、「平均律クラヴィーア曲集」をビューローが、
《音楽の旧約聖書》と語っただけあって、これに取り組む
ピアノ学習者は、レッスンといわずに「訓練」と言いたい。
たまったものじゃないです。
ちゃっかりJ.S.バッハの作品を伴奏に「三大アヴェ・マリア」の
仲間入りしたグノーさん。ある意味凄いです。
①ベートーヴェン
②ロッシーニ
③J.ハイドン
④グノー
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正解:M.A.モーツァルト
解説: 正解は、「M.A.モーツァルト」です。
W.A.モーツァルトを生前から色々と援助していた
ゴットフリート・ファン・スヴィーテン男爵の薦めで、
1789年にメサイアの公演のために編曲しました。
単にオリジナルの指定楽器が廃れてしまい、類似の楽器を
当てる補筆修正ではなく、オーケストレーション全般に渡って、
大胆な改良がなされました。
オリジナルの楽器編成にフルート、クラリネット、ファゴット、
ホルン、トロンボーン、ティンパニを加えています。
ヘンデルのバロック的なものを、モーツァルトの時代に沿った
古典的な響きとしたのです。
①「第13曲 アニュス・デイ」の途中まで
②M.A.モーツァルト
③「第8曲 涙の日」の途中まで
④メモ程度しか書いておらず、1曲も完成していない
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正解:「第1曲 入祭唱」まで
解説: 正解は、「「第1曲 入祭唱」まで」です。
これは難易度の高い応用問題で、かつ「引っかけ」です。
「ごめんなさい」。
モーツァルトの全作品を研究分析し、ケッヘル番号を割り付け直した
最新版[第8版」時点で、レクィエムは次のように解析されています。
モーツァルト自身が演奏可能な管弦楽化したのは、第1曲だけで、
それ以外は、殆どがメモ《四声の合唱部と主要な和声のスケッチ》の
形でのみで残っているだけです。
一般に知られている「「第8曲 涙の日」の途中(8小節目)まで」は、
前記のメモ程度であり、とても演奏できる完成度でありません。
①セレナーデ第12番 ハ短調 『ナハトムジーク』
②交響曲第37番 ト長調
③オーボエ協奏曲 ハ長調
④「第1曲 入祭唱」まで
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正解:③
解説: 正解は、「オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314(285d)」です。
W.A.モーツァルトもオーボエ協奏曲から流用するにあたり、
奏者と楽器への配慮は行っています。
原曲はハ長調ですが、フルート協奏曲へ編曲する際に
1音上げてニ長調にし、独奏フルートには細かい変更が加えら
ブリリアントな響きを醸し出しています。
また、第1番の協奏曲の第2楽章をド・ジャンが嫌ったために
追加で《フルートと管弦楽のためのアンダンテ ハ長調 K.315》を
提供しています。
①ファゴット協奏曲 変ロ長調
②J.S.バッハ
③テレマン
④ヴィヴァルディ
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正解:②
解説: 正解は、「J.S.バッハ」です。
1,000を軽く越える作品の中で、
オペラは0、全くないです。
J.S.バッハは様々な地方で作品を残しましたが、
たまたま「オペラの依頼がなかった」と思います。
「ヴィヴァルディ」は52曲のオペラが発見されています。
「テレマン」は、作品が完全に整理されていませんが、
現時点ではオペラは、20曲が見つかっています。
「ヘンデル」は、42曲のオペラがのほか、
劇場用のオラトリオが20曲あります。
①F
②RV
③Kk
④ヘンデル
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正解:③
解説: 正解は、「Kk」です。
これは、同じく後期バロックの作曲家
《ドメニコ・スカルラッティ》の分類番号のひとつで
《カークパトリック番号》といいます。
「RV」は、《リオム分類番号》です。
1970年代にデンマークの音楽学者P.リオムが出版した
ヴィヴァルディの分類番号で《最も大規模で正確》なものです。
今日、主に使われています。
「P」は、パンシェルル分類番号。
1948年にフランスの音楽学者M.パンシェルルが提唱。
「F」は、ファンナ分類番号。
本家イタリアのヴィヴァルディ協会の創設者である
A.ファンナが1940年代に発表した
「”器楽”作品目録」によるものです。
①忠実な楽長(音楽の師)
②ターフェルムジーク(食卓の音楽)
③家具の音楽
④エッセルチーツィ・ムジチ(音楽の練習帳)
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正解:③
解説: 正解は、「家具の音楽」です。
近代フランスの作曲家であるエリック・サティが1920年に
作曲した室内楽曲です。
「ターフェルムジーク」は、管弦楽組曲、協奏曲、四重奏曲、
トリオ・ソナタ、独奏曲の5曲を一組したもので、全3集です。
「忠実な楽長」は、自作の《ガリバー組曲》等、全68曲。
ソナタや組曲の他、声楽曲やカノンなど種々の曲から出来てます。
「エッセルチーツィ・ムジチ」は、ソロ・ソナタとトリオ・ソナタが
各12曲ずつで、全24曲です。
テレマンの作品は、どれも比較的簡単な技術で、派手な演奏効果を生むように
楽曲に《見せ場》が作り込まれています。
①ヘンデル
②J.S.バッハ
③P
④ヴィヴァルディ
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正解:①
解説: 正解は、「ヘンデル」です。
イギリス王ジョージI世のテムズ川での船遊びに合わせて演奏されたものです。イギリスに移住する以前、ヘンデルはドイツのハノーファー選帝侯の宮廷楽長に就いていました。しかし、イギリスの興行主からの演奏会の話が舞い込んだのです。ヘンデルは、1712年以降、帰国命令に従わずロンドンに定住してしまいました。ところが、1714年にそのハノーファー選帝侯がイギリス王ジョージI世として迎えられることになりましたから、さあ大変!! そこでヘンデルが王との和解を図るため、1715年のテムズ川での王の舟遊びの際にこの曲を演奏し、ご機嫌取りをしたのです。
①BWV.1001〜BWV.1070
②BWV.525〜BWV.771
③BWV.1〜BWV.200
④BWV.772〜BWV.994
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正解:①
解説: 正解は、「BWV.1001〜BWV.1070」です。
単独でも演奏される機会の多い、超絶技巧の《シャコンヌ》を含む《無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV.1004》です。
「BWV.1〜BWV.200」は、「教会カンタータ」の分類です。有名な《主よ、人の望みの喜びよ》を基にした「カンタータ『心と口と行いと生活で』BWV.147」があります。
「BWV.525〜BWV.771」は、「オルガン曲」のカテゴリーです。有名な《トッカータとフーガ ニ短調 BWV565》があり、オルガン奏者としてのJ.S.バッハの技量が想像できる作品が多くあります。
「BWV.772〜BWV.994」は、「クラヴィーア曲」群です。有名な《ゴルトベルク変奏曲 BWV988》も含まれます。
①管弦楽組曲第4番 ニ長調 BWV1069
②管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV1067
③テレマン以外にはいない
④管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068
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正解:②
解説: 正解は、「管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV1067」です。
「ポロネーズ」はフルートとピアノの室内楽曲として
フルート奏者の欠かすことのできないレパートリーと
なっています。
「ポロネーズ」の中間部分《ドゥーブル》は、
《ポロネーズの美しい主旋律が通奏低音に移り》、
フルートが滑らかで華麗な変奏を付けています。
①第6曲「メヌエット」
②第7曲「バディネリ」
③第3曲「サラバンド」
④第1曲「フランス風序曲」
解答を表示する
正解:①
解説: 正解は、「第6曲「メヌエット」」です。
直前の《第5曲 ポロネーズ》で、独奏フルートは散々活躍したので、中休みといったところでしょうか。
「第7曲 バディヌリ」では、急速なうえ、高音域が多く、当時の未完成なフルート《フラウト・トラヴェルソ》では、音程を保つのが大変だったのではないかと思います。
「第1曲 フランス風序曲」は、速度指定Graveの重々しくゆっくりとした付点リズムが特徴の堂々とした楽曲で、音楽の壮麗さもさることながら、その大きさも《全曲の半分近くある長大な楽曲》です。中間部はAllegroでフルート独奏が入るフーガが展開されます。最初のGraveが再現され、序曲の終わりを締めくくります。
①トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548年-1611年)
②アルカンジェロ・コレッリ(1653年-1713年)
③アレッサンドロ・スカルラッティ(1660年-1725年)
④ジローラモ・フレスコバルディ(1583年-1643年)
解答を表示する
正解:①
解説: 正解は、「トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548年-1611年)」です。
天正少年使節団がローマ法王に謁見できたのは、1585年3月1日です。選択肢は、時代の古い順に並んでいるので、生没年から消去法的に考えると、2番目に古い「G.フレスコバルディ(1583年-1643年)」ですら2歳で、以降の音楽家は生まれていません。少年使節団がローマ法王に謁見時に耳にした音楽は、ローマ法王との繋がりが見いだせるビクトリアの音楽であった可能性が考えられます。
①市川右近と市川猿之助
②小堀右京と植村友之助
③上杉謙信と武田信玄
④小西行長と高山右近
解答を表示する
正解:④
解説: 正解は、「小西行長と高山右近」です。
ジングシュピール『ティトス・ウコンドノ』
(台本・原作/ライヒシーゲル)は、
日本の戦国時代のキリシタン大名の
《小西行長》と《高山右近》がテーマになっています。
初演は、1770年にザルツブルク。
当時の評判がどうだったかは伝わっていないので、
想像しようもありませんが、日本人が主人公となった歌劇の
第一号であるのは間違いありません。
いやぁ、ミヒャエル・ハイドンさん。地味に目立ちますなぁ……。
①カール・マリア・フォン・ウェーバー
②アントニオ・ディアベリ
③W.A.モーツァルト
④管弦楽組曲第1番 ハ長調 BWV1066
解答を表示する
正解:③
解説: 正解は、「W.A.モーツァルト」です。
彼の絶筆で未完となった《レクィエム K.626》の
冒頭、第1曲「入祭唱」の印象的な動機
《D(レ)-C#(ド#)-D(レ)-E(ミ)-F(ファ)》は、
ミヒャエル・ハイドンの「レクィエム」にも表れています。
「レクィエム」の完成は、ミヒャエル・ハイドンが1771年で、
W.A.モーツァルトのそれが1791年の着手です。
これはミヒャエル・ハイドンの「レクィエム」を聴いた
W.A.モーツァルトが記憶に奥底に残っていたのを
無意識のうちに使ったか、あるいは何か別の意味合いか。
謎は深まるばかりです。