【問題】次の書き出しで始まるのは？”小石川の切支丹坂か...日本文学ドレミファドンより(No:4712)

日本文学ドレミファドンより

有名な日本文学の名作を集めてみました。冒頭文を読んで題名を答えて下さい。簡単な問題も結構あるので、あまり本を読まない人も是非チャレンジしてみてください。

次の書き出しで始まるのは？”小石川の切支丹坂から極楽水に出る道のだらだら坂を下りようとしてかれは考えた。”

縁
河ぞひの家
重右衛門の最後
蒲団

制限時間：無制限

難易度：

出題数：539人中

正解数：344人

正解率：63.82％

作成者：すなふきん（ID:1025）

出題No：4712

最高連続正解数：0 問

現在の連続記録：0 問

[国語]

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次の書き出しで始まるのは？”この数年来、小畠村の閑間重松は姪の矢須子のことで心に負担を感じて来た。数年来でなくて、今後とも云い知れぬ負担を・・・”

①屋根の上のサワン

②黒い雨

③ジョン万次郎漂流記

④縁

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正解：②

解説：井伏鱒二の名作です。

次の書き出しで始まるのは？”道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、雨足が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追ってきた。”

①雪国

②古都

③山椒魚

④伊豆の踊り子

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正解：④

解説：川端康成の名作です

次の書き出しで始まるのは？”私が自分の祖父のある事を知ったのは、私の母が産後の病気で死に、その後二月程経って不意に祖父が私の前に現れてきた、その時であった。”

①網走まで

②和解

③城の崎にて

④暗夜行路

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正解：④

解説：志賀直哉の名作です

次の書き出しで始まるのは？”「こいさん、頼むわ。―」鏡の中で、廊下からうしろへ這入って来た妙子を見ると、自分で襟を塗りかけていた刷毛（ハケ）を渡して・・・”

①痴人の愛

②千羽鶴

③刺青

④春琴抄

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正解：細雪

解説：谷崎潤一郎

次の書き出しで始まるのは？”未だ宵ながら松立てる門は一様に鎖籠めて、真直ぐに長く東より西に横はれる大道は掃きたるやうに物の影を留めず・・・”

①二人女房

②細雪

③三人妻

④多情多恨

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正解：金色夜叉

解説：尾崎紅葉の名作です

次の書き出しで始まるのは？”千早振る神無月ももはや跡二日の余波となッた二十八日の午後三時頃に、神田見附の内より、塗渡る蟻、散る蜘蛛の子と・・・”

①浮雲

②其面影

③ちはやぶる

④金色夜叉

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正解：①

解説：二葉亭四迷の名作です。

次の書き出しで始まるのは？”げにや安楽の世界より　今この娑婆に示現して　我等がための観世音　仰ぐも高し。高き屋に　上りて民の賑ひを　契りおきてし・・・”

①平家女護島

②女殺油地獄

③出世景清

④曽根崎心中

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正解：④

解説：近松門左衛門ですね

次の書き出しで始まるのは？”桜もちるに歎き、月はかぎりありて入佐山。爰に但馬の国かねほる里の辺に、浮世の事を外になして・・・”

①平凡

②好色一代男

③好色一代女

④好色盛衰記

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正解：②

解説：井原西鶴の作品です

次の書き出しで始まるのは？”あづまぢの道のはてよりも、なほ奥つかたに生ひ出でたる人、いかばかりかはあやしかりけむを・・・”

①蜻蛉日記

②好色五人女

③紫式部日記

④更科日記

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正解：④

解説：菅原孝標女ですね

次の書き出しで始まるのは？”秋のけはひ入り立つままに、土御門殿のありさま、いはむかたなくをかし。”

①土佐日記

②紫式部日記

③蜻蛉日記

④土佐日記

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正解：②

解説：紫式部です

次の書き出しで始まるのは？”ゆめよりもはかなき世の中をなげきわびつつあかしくらすほどに、四月十よひにもなりぬれば、木のしたくらがりもてゆく。”

①更科日記

②蜻蛉日記

③和泉式部日記

④和泉式部日記

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正解：③

解説：和泉式部ですね

次の書き出しで始まるのは？”かくありし時過ぎて、世の中にいとものはかなく、とにもかくにもつかで、世に経る人ありけり。”

①紫式部日記

②土佐日記

③更科日記

④蜻蛉日記

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正解：④

解説：右大将道綱母でしたか

次の書き出しで始まるのは？”やまとうたは、人の心を種として、万の言の葉とぞなれりける。世の中にある人、ことわざ繁きものなれば、心に思ふことを、見るもの聞くものにつけて、言ひ出せるなり。”

①新万葉集

②新古今和歌集

③和泉式部日記

④万葉集

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正解：古今和歌集

次の書き出しで始まるのは？”これは、わたしが小さいときに、村の茂平というおじいさんから聞いたお話です。”

①ごんぎつね

②牛をつなだ椿の木

③古今和歌集

④おぢいさんのランプ

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正解：①

解説：新美南吉いいですね

次の書き出しで始まるのは？”越後の春日を経て今津へ出る道を、珍らしい旅人の一群れが歩いている。母は三十歳を踰えたばかりの女で、二人の子供を連れている。”

①阿部一族

②舞姫

③高瀬舟

④山椒大夫

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正解：④

解説：森鴎外の名作です

次の書き出しで始まるのは？”おい木村さん信さん寄つてお出よ、お寄りといつたら寄つても宜いではないか、又素通りで二葉やへ行く気だらう・・・”

①大つごもり

②花のき村と盗人たち

③にごりえ

④うつせみ

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正解：③

解説：樋口一葉。

次の書き出しで始まるのは？”うとうととして目がさめると女はいつのまにか、隣のじいさんと話を始めている。このじいさんはたしかに前の前の駅から乗ったいなか者である。”

①それから

②三四郎

③こころ

④虞美人草

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正解：②

解説：夏目漱石です。

次の書き出しで始まるのは？”朝、食堂でスウプを一さじ、すっと吸ってお母さまが、「あ」と幽かな叫び声をおあげになった。”

①人間失格

②思ひ出

③女生徒

④斜陽

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正解：④

解説：さすが太宰。

次の書き出しで始まるのは？”木曽路は全て山の中である。あるところは岨づたいに行く崖の道であり、あるところは・・・”

①夜明け前

②たけくらべ

③破戒

④春

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正解：①

解説：島崎藤村。まさに名作

次の書き出しで始まるのは？”「おい地獄さ行ぐんだで！」二人はデッキの手すりに寄りかかって、蝸牛が背のびをしたように延びて、海を抱え込んでいる函館の街を見ていた。”

①一九二八年三月十五日

②或る女の生涯

③防雪林

④独房

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正解：蟹工船

解説：小林多喜二。話題になりましたね

次の書き出しで始まるのは？”えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。焦燥と云おうか、嫌悪と云おうか・・・”

①檸檬

②器楽的幻覚

③ある心の風景

④冬の日

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正解：①

解説：梶井基次郎は天才ですね。

次の書き出しで始まるのは？”参謀本部編纂の地図をまた繰り開いて見るでもなかろう、と思ったけれども、あまりの道じゃから・・・”

①外科室

②歌行灯

③高野聖

④夜行巡査

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正解：③

解説：泉鏡花でした

次の書き出しで始まるのは？”或春の日暮です。唐の都洛陽の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでゐる、一人の若者がありました。”

①蟹工船

②三つの宝

③杜子春

④羅生門

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正解：③

解説：やっぱり芥川龍之介。

次の書き出しで始まるのは？”ある日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。”

①仙人

②蜘蛛の糸

③或る阿呆の一生

④河童

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正解：②

解説：芥川龍之介。

次の書き出しで始まるのは？”後の月という時分が来ると、どうも思わずにはいられない。幼い訳とは思うが何分にも忘れることができない。”

①春の湖

②藪の中

③隣の嫁

④野菊の墓

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正解：④

解説：伊藤左千夫といえばこの作品

次の書き出しで始まるのは？”「武蔵野の俤は今わずかに入間郡の残れり」と自分は文政年間に出来た地図で見た事がある。”

①河霧

②武蔵野

③帰去来

④遺言

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正解：②

解説：国木田独歩。題名と書き出しが一緒ですね。

次の書き出しで始まるのは？”蓮華寺は下宿を兼ねた。瀬川丑松が急に転宿を思い立って、借りることにした部屋というのは、その蔵裏つづきにある二階の角のところ。”

①破戒

②夜明け前

③奈々子

④春

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正解：①

解説：島崎藤村です

次の書き出しで始まるのは？”私は、その男の写真を三葉、見たことがある。”

①人間失格

②女生徒

③或る女の生涯

④斜陽

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正解：①

解説：太宰治です

次の書き出しで始まるのは？”私はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。”

①彼岸過迄

②野分

③こころ

④それから

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正解：③

解説：夏目漱石の名作。

次の書き出しで始まるのは？”親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている。小学校にいる時分学校の二階から飛び降りて・・・”

①坊ちゃん

②三四郎

③野分

④坑夫

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正解：①

解説：有名な書き出しですね。ご存知夏目漱石です。

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日本文学 , 冒頭文