高校化学検定〜理論化学編1〜
高校の教育課程で習う「化学」のうち、理論化学の前半から出題します。範囲はタグを見ていただければ察せると思われます。難易度は低めですので、難しい問題が解きたい方は総合編へどうぞ。
合格点3問正解／5問中：ノーマル
8問正解／10問中：上級
8問正解／10問中：上級
時間5分以内
出題数全11問
受験者868人
合格者654人
合格率75.35％
作成者ＳｃＫｅｙ （ID:18208）
登録タグ
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次のうちアボガドロ(定)数として最も適切なものはどれか。
①6.02×10^25(6.02×10の25乗)
②6.02×10^27(6.02×10の27乗)
③6.02×10^23(6.02×10の23乗)
④6.02×10^29(6.02×10の29乗)
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正解：③
解説：アボガドロ数･･･炭素原子がこの数だけ集まると12gになります。
次のうち、空気中におけるメタン(CH4)の完全燃焼の化学反応式として最もふさわしいのはどれか。
①CH4+2O2→CO2+2H2O
②CH4+4O→CO2+H2O
③CH4+O2→CO2+H2O
④CH4+O2→C+2H2O
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正解：①
解説：他はそれぞれ左右の原子の数が違う・完全燃焼の式でない・酸素が分子になっていないので誤り。
次のうち、原子を構成する要素として誤っているものはどれか。
①陽子
②陰子
③電子
④中性子
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正解：②
解説：反物質は存在するが、陰子なんてものは存在しない。
周期表の縦・横に並んだ元素は、それぞれ同じ(A)、同じ(B)に属する。
①A:族 B:周期
②A:周期 B:族
③A:域 B:班
④A:班 B:域
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正解：①
解説：周期表はロシアの科学者、ドミトリ・メンデレーエフによって提案された概念である。同じ族、または周期に属する元素同士は似た性質を示すことが多い。
周期表で17族に属する元素は何と呼ばれるか。
①ハロゲン
②ハゲロン
③アルカリ金属
④希ガス
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正解：①
解説：ハロゲン元素には塩素Cl、フッ素F、ヨウ素Iなどが含まれます。
物理的な方法ではそれ以上分けることができない物質の総称は以下のうちどれか。
①純物質
②純粋体
③化合物
④単体
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正解：①
砂の入った水から砂を分離するのに最も適切な方法は以下のうちどれか。
①再結晶(法）
②分留
③濾過《ろか》
④クロマトグラフィー
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正解：③
解説：濾過→液体と固体を分離する。 分留→沸点の異なる液体を分離する。 再結晶→溶解度の異なる固体を分離する。 クロマトグラフィー→微量の物質の検出に用いられる。
硫黄の同素体として不適切なものを選べ。
①ゴム状硫黄
②柱状硫黄
③斜方硫黄
④単斜硫黄
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正解：②
解説：柱状硫黄は存在しない。 硫黄は常温では斜方硫黄の状態で存在し、加熱により単斜硫黄、さらに過熱したのちに水冷することでゴム状硫黄に変化する。
炭素の同素体として不適切なものを選べ。
①黒鉛
②カーボンナノナイト
③ダイヤモンド
④フラーレン
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正解：②
解説：カーボンナノナイトは存在しない。 カーボンナノチューブや、カーボンナノホーンは存在する。
炎色反応において、炎色と検出された元素名の組み合わせとして不適なものを選べ。
①黄緑-バリウム(Ba)
②青緑-銅(Cu)
③黄-ストロンチウム(Sr)
④赤-リチウム(Li)
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正解：③
解説：ストロンチウムの炎色反応は紅色（赤、深赤）である。
次のうち、質量保存の法則を提唱した人物は誰か。
①ゲーリュサック
②ラボアジエ
③プルースト
④ドルトン
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正解：②
解説：プルーストは定比例の法則を、ドルトンは原子説と倍数比例の法則を、ゲーリュサックは気体反応の法則を提唱した。