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道徳 思想家の著作の抜粋と説明に関する問題

一般のクイズ・検定
中級
このクイズでは、ある哲学者・思想家等の著作から抜粋した文や、その著者の思想に関する説明に対応する著者について答えていただきます。皆様、是非挑戦してみて下さい。
合格点
3問正解/5問中:ノーマル
8問正解/10問中:上級
時間
5分以内
出題数
全7問
受験者
161人
合格者
104人
合格率
64.6%
作成者
nzhbta (ID:16728)
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予習・復習/一問一答クイズ
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満点合格を目指しましょう!
私に欠けているのは、私は何をなすべきか、ということについて私自身に決心がつかないでいることなのだ〔中略〕私の使命を理解することが問題なのだ〔中略〕私にとって真理であるような真理、私がそれのために生き、そして死にたいと思うようなイデー(理念)を発見することが必要なのだ。
①ショーペンハウエル
②サルトル
③ハイデッガー
④キルケゴール
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正解:④

解説:問題の文章は、デンマークの実存主義者キルケゴールの『ギーレライエの手記』の一節である。彼は、主体的真理を求めていくという生き方を実存と呼び、それをさらに美的実存・倫理的実存・宗教的実存の三段階に分けた。また、当時のヘーゲルを中心とした世界精神(絶対精神)の運動に個人は操られているに過ぎないとみた考え方に彼は強く反対し、主体的真理を求めていくという立場をとった。

科学的な理解が深まるにつれて、われわれの世界は非人間化されてきた。人間はもはや自然のなかに包まれていず、自然現象とのあいだの情動的な“無意識的同一性”を失ってしまったので、宇宙のなかに孤立していると感じる。〔中略〕人間と自然との触れ合いはなくなってしまったのだ。それとともに、その象徴的な結合が生み出していた深い情動的なエネルギーも、消え去ったのである。
①フロム
②ヤスパース
③J.S.ミル
④ユング
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正解:④

解説:問題の文章は、スイスの心理学者・精神分析学者ユングの『人間と象徴』の一節である。彼は、人間の無意識の根底には本能的な性衝動や攻撃衝動のみでなく、意識の働きを導いてくれるような創造的な働きが潜在していると考えた。

自然は人類を二人の支配者の下においた。それは快楽と苦痛である。
①サルトル
②ヤスパース
③ハイデッガー
④ベンサム
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正解:④

解説:彼は、快楽の強度・持続性・確実性など七つの基準を立て、これらを尺度として快楽を量的に計算することが可能であると考えた。また、快楽の量が多いほど人間は幸福であり、できる限り多くの人がより多くの幸福を享受できるという、最大多数の最大幸福が実現できる社会が善い社会であるとした。

現実と無限の別も善悪や美醜の別も人間がつくりだした一定の価値にとらわれているから生ずるだけで、物事の真の姿ではないとし、万物は全て等しく一つであるという「万物斉同」の境地に立って自由に生きる人間である「真人」を人間の理想とした。
①荘子
②老子
③孔子
④荀子
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正解:①

解説:問題文の思想は、諸子百家の一人、道家の荘子が説いた内容である。

純粋経験においては未だ知情意の分離なく、唯一の活動であるように、まだ未だ主観客観の対立もない。主観客観の対立は我々の思惟より出でくるので、直接経験の事実ではない。直接経験の上においてはただ独立自全の一事実であるのみである、見る主観もなければ見らるる客観もない。
①鈴木大拙
②柳田国男
③三木清
④西田幾多郎
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正解:④

解説:問題文の文章は、主客身分の「純粋経験」にこそ真の存在があると説いた西田幾多郎の『善の研究』に記されている。

神の意志が世界の唯一の原理であるとし、職業生活で禁欲的に精進し、成功することが救いの確信を生み出すとする予定説を唱えた人物は誰でしょうか?
①パスカル
②ルター
③マキャベリ
④カルバン
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正解:④

人間が自由な君主であるとともに隣人に奉仕する僕であることを説き、教会や聖職者に従属せず信仰によって一人ひとりが神の前に立つとする万人司祭主義を唱え、職業召命観を唱えた人物は誰でしょうか?
①ルター
②カルバン
③マキャベリ
④ピコ=デッラ=ミランドラ
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正解:①

解説:問題文の一部は、ルターの著作『キリスト者の自由』の中で説いている。

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